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  • レストランのバーカウンター
  • 入り口が開放されたバーカウンター
  • 外の待合席から見るバーカウンター
  • アンティーク調の電球
  • バーカウンターでお酒を楽しむ
  • こじゃれたバーでお酒を嗜む
  • 夜間のレストランにておしゃれなバーカウンター

Extension │ Restaurant bar counter

「増築」 バーカウンター & ソフトクリーム提供スペース

 アンティーク調の照明で雰囲気を演出。 光度を最適に調整し、視覚への刺激に配慮されている。

 選択された椅子は向きによって足の接地面を変更でき、幅広い層が快適に過ごせる。
 増築前にあった梁(はり)の部分をそのまま活かして、和モダンさを形作る。和食屋の前提を逸脱しない設計だ。

【販売、客入りの促進について】
 ソフトクリームは店頭販売で行われる。開け放たれた窓からすぐさま対応でき、入り口を通らなくとも商品を引き渡せるため、店舗への心理的距離感を縮めている。販売を店内のレジでしか行えない店舗も存在するが、お客の流入量に差が生まれるのは間違いない。

 また、バーカウンター運営について、問題なのは締め切られた店舗特有の「入りずらさ」だ。こちらについても、設計段階で対策されている。入り口全面が"ガラス張り"になっているため、通りから店舗の内側を確認できるからだ。客や店主の笑顔を客観的に観察できれば、目撃した人には安心感と親近感を与えるだろう。
 とはいえ、設計の依頼を頂く顧客によっても求める方向性は異なるため、その限りではない。

client:和食屋 杣
construction:有限会社友信建設
collaborator:長谷川拓也建築デザイン & u-design